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  <title type="text">カゴネコ裏ブログ</title>
  <subtitle type="html">レビュー中心隠しコンテンツ</subtitle>
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  <updated>2007-03-29T18:02:22+09:00</updated>
  <author><name>華刹</name></author>
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    <published>2008-06-13T23:09:31+09:00</published> 
    <updated>2008-06-13T23:09:31+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>ザ・マジックアワー</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>いやぁ～、面白かった！こんなにお腹いっぱいになったのは『フラガール』以来だね。 </p>
<p>ネタバレはしないけど、先入観なく観たいって人は戻るボタンを。 </p>
<p><br />
冒頭の演出、あぁ、やっぱり三谷すごいわ～と感じました。 <br />
明らかにセットだとわかる舞台に、大袈裟な演技のような台詞回し、映画のようなギャングのやり取り&hellip;&hellip; <br />
最初地に足が付かない感覚を味わったのは私だけでしょうか？ <br />
いつこの偽者の世界が「カット！」の一言で解けるのかとそわそわしてしまう。 <br />
なのに、そんな期待を裏切るように「まるでこの街、映画みたいですね」なんて言われた日には「これがリアルか！」と総ツッコミ。 </p>
<p>映画の中なんて所詮作り物の世界なのだから、映画の中においてのリアルが何かを把握するのって忘れがちですがたぶんとっても大事なことなのですよ。 <br />
例えば、魔法が使えることが夢なのか、もしくは現実で普通のことなのかって超重要なことじゃないですか。それによって完全なるファンタジー映画なのか、現代の魔法少女の話なのかが決まるんだから！ </p>
<p>映画のような街のシーンがずっと続いたあと、佐藤浩一の語りが入ります。 <br />
しばらく語ったあと本物のように見えていたマジックアワー(昼と夜との間)の空の背景が取り外され、そこに広がる自然光と舞台裏の情景。そしてタイトルコール。 <br />
やっと地に足がついた！私がどれだけ安心したことか。 </p>
<p>昼と夜、映画と現実という二つの異なった世界が交じり合うマジックアワー。 <br />
観ているうちにどちらがどっちの世界なんだかなんてどうでも良くなって、さらに大きな世界から全体を見れるようになる。お、メタの視点を手に入れた！？ </p>
<p>この感覚はTAKESHI'Sを観た時にも覚えた。たぶん、きっと意識したんじゃない？ギャング映画だし。主人公は売れない俳優だし。 <br />
TAKESHI'Sを別視点から面白おかしくしてみたらこうなった、って感じ。 <br />
あれも何が現実で何が夢でなにが芝居なのかが㍍つしてくるのです。 </p>
<p><br />
最後の最後の「カット！」の声。 <br />
これはデラ富樫の物語に向けたものだったのかな？それともザ・マジックアワーという映画に向けたものだったのかな？ <br />
私たち観客は、いったい何を鑑賞していたのだろう？ <br />
わからなくな～る～。 </p>
<p>胸を張って薦められる映画です。<br />
</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
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    <published>2008-06-13T23:08:43+09:00</published> 
    <updated>2008-06-13T23:08:43+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>相棒</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ずっと見たい見たいと騒いでいた劇場版相棒を見てきたのですがね、 <br />
見てる最中は「やべー、やっぱ相棒おもしれーよ！超あっちぃよ～！！」って思えていたのですが、いざエンディングを迎えた時に残ったものは虚無感でした。 <br />
<br />
こんな感覚、他でも味わったことはあって。あれです。ＦＦ１２。 <br />
プレイ中はメチャメチャ楽しんでいたのですが、ラスボスを倒した後の「俺の７０時間を返せ」という雰囲気。 <br />
やることなすことがその場限りで否定され、じゃぁ次の手だ！という安易な流れ。普通「あの時の行動はここに繋がってくるのか～よく練ってあるな～」ってのが良作の物語。 <br />
<br />
相棒もほとんど同じです。単にいろいろ詰め込みすぎたのだと思いますが。 <br />
「チェス頭脳戦」と「マラソン爆破事件」と「邦人誘拐殺害事件」をドラマ枠で３話分にしたらすごくいいものが出来たと思う。 <br />
<br />
フジの某有名警察ドラマを意識したのはわかるのだけどね、ドラマの作り方、活かし方はフジは圧倒的すぎてとても同じレベルには&hellip;&hellip;テレ朝はドラマ作り苦手なんだから！ <br />
フジはドラマが映画になったところで基本軸は絶対にブレないのですよ。コンセプトを絶対曲げない。 <br />
いくら映画版になってスケールがでかくなったからといって、警視庁で邪魔者扱いされている島流し同然の特命係が公安指導の捜査本部で中心になって発言しちゃダメでしょうｗ <br />
<br />
相棒の中で私が毎度楽しみにしている右京さんによる犯人説得シーン。 <br />
これも映画版はベテラン俳優の演技に助けられて(思わず涙するほど)いいシーンのように映りましたが、よくよく考えると変な話なのですよ。 <br />
犯人の動機と行動が全く連動していない。動機ありきの事件でなければならないのに、明らかに大事件ありきの後付感動動機で&hellip;&hellip; <br />
<br />
せっかくなので、以下ネタバレしつつ考察しちゃうよ。 <br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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<br />
<br />
<br />
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<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
●最初の三人の被害者の不可解 <br />
<br />
まぁ、まず大きいのは、わざわざSNSで殺人予告する必要あった？ってこと。 <br />
著名人を糾弾するだけの、地味で暗くマニアックなサイト。余命少ない犯人がわざわざ管理権を奪いサイトを運営するなんて面倒なことする理由がわからない。 <br />
見つけたのも本当に偶然で、ここでの予告が気付かれなかったところでストーリーになんら影響は出ないと思うのです。 <br />
せめて２chかミクシィの擬似サイトにしておけばよかったんじゃないかな？ <br />
<br />
そして、この３人が命を狙われる理由もちっぽけ過ぎる！ <br />
犯人の最大の目的はＳファイルの存在を世に知らしめること。息子の汚名を返上すること。 <br />
その為には、当時の外相の娘を殺してしまったらそれこそ闇に葬り去られてしまうわけだし、他の２人にしたって生きていてもらって当時の自身の発言を謝罪させたほうがよっぽど報われるのでは？ <br />
テレビでちょろっと批判しただけで無残に殺されたのではたまったものではありません。 <br />
そもそも、国家の勝手によって理不尽に見殺しにされた息子のために戦っていたわけですが、 <br />
人の命の重さは犯人が一番わかっているだろうに、そう簡単に３人も殺める必然がない。 <br />
なんで元首相だけは最初から殺さないつもりだったのかも疑問。一番殺らなければならない相手でしょうに、犯人にとって。 <br />
<br />
<br />
●塩谷は自殺か他殺か <br />
<br />
自殺であって欲しいですがね。さすがに。でも、自殺にしては不自然な点が多いのですよ。 <br />
死ぬだけなら青酸カリだけで十分でしょ？爆弾を仕掛けるにしても自殺ならばボタンを押してドカン！でいいわけです。 <br />
わざわざ時限爆弾にしたこと、扉のロックもあとでかかるようにしたことを考えるとやはり殺されたのかも、と考えてしまうわけです。 <br />
青酸カリで動けなくしたあと(即死でもおかしくないはずの青酸カリをほんの数量だけ飲ませるなんて鬼畜ですね)散々「卑怯者！」となじった後、「これが爆発するまでの間、せいぜい神様に謝り続けな！」なんていう捨て台詞を残して時限爆弾を起動&hellip;&hellip; <br />
そんな、利用するだけ利用しておいてまさに捨て駒のように(涙) <br />
真犯人に繋がるきっかけとなったアレも、その場でコーヒーを飲んだ証拠です。コーヒーに青酸カリを混ぜたのですかね&hellip;&hellip; <br />
塩谷先輩可哀想です＞＜。 <br />
<br />
綺麗な話にまとめようとしているみたいですが、それにしては無駄に人が死にすぎるんですよ。 <br />
<br />
<br />
●犯人のプライド <br />
<br />
プライドはないのか。 <br />
先も述べたように、一連の事件の目的は「国家によって理不尽に見殺しにされた息子の無念を晴らすこと」 <br />
では、映画の観客に対して訴えたいことはなんだったのか。犯人の動機と行動と物語がまったく連動しないので非常に困惑してしまうわけです。 <br />
だから、後に残るのは虚無感。いったい今見てきたものはなんだったの？ <br />
<br />
警察官僚ひとりの命を守るために所轄の刑事が犠牲になる現実を訴えた『踊る』。「どうして現場に血が流れるんだ？」はこのドラマのコンセプトを最高に表現していると思います。 <br />
代議士の汚職を暴くことが「小さな」殺人事件を解決することになる。そうだとしても、決して「大きな」汚職事件をクローズアップすることなく「勘違いするな、これは人の命の重さを考える裁判なんだ！」と言い切った『HERO』。 <br />
うん。規模は大きくなろうともブレない、ブレない。フジブレない。 <br />
<br />
警察をミスリードし続け、最終目的である裁判でＳファイルの存在を明らかにするという一部の流れは非常に面白いのだから、それを全編にわたって貫いて欲しかった。 <br />
一滴の血も流さず、鮮やかに目的を達成して欲しかった。 <br />
そういうシナリオも絶対描けたはずなのに、話題性だけを狙って映画のためだけに人が死んだのは非常に残念なのです。 <br />
相棒でそれをやられたのもショックなのです。 <br />
<br />
<br />
すごい、辛口なことばかり言ってしまいましたが、ドラマ版は続編希望組です！よ！ <br />
でも、映画第２弾は思いとどまって！<br />
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    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
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    <published>2007-08-16T19:03:28+09:00</published> 
    <updated>2007-08-16T19:03:28+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>どろろ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font color="#808080">さて、またもレンタルですが</font><font color="#ff0000">【どろろ】<br />
<br />
</font><font color="#808080">評価：</font><font color="#ff9900">★★★☆☆<br />
<br />
</font><font color="#ff6600">■作品紹介■<br />
</font><font color="#808080">生まれながらにして己の肉体を48の魔物に分割されて奪われた百鬼丸。五体不満足であったために捨てられつらい幼少期を過ごす。本当の体を取り戻すべく左腕に仕込まれた刀で魔物を退治する旅に出る。<br />
一方、戦乱の最中に両親を失ったどろろは女であることを捨て男として暮らし、いつか仇である天下統一を目論んで戦を繰り返す醍醐景光を討とうと考えていた。<br />
そんな親の愛に恵まれなかった二人が出会い、百鬼丸の体を取り戻す冒険に繰り出すのだ。<br />
<br />
</font><font color="#ff6600">■感想■<br />
</font><font color="#808080">今回こそは、もう突っ込んだ感想はなしで。軽く。<br />
<br />
日本映画も最近は惜しみなくCGを使って迫力ある映像に仕上がっていますね。ただ、昔ながらの斬る真似プラス血糊に慣れてしまっているせいかすぱっと人間の体が真っ二つになってしまうのはリアリティがなくてちゃちく見えちゃうのは私の心が汚れているからですかね&hellip;&hellip;</font></p>
<p><font color="#808080">あと衝撃だったのはまさかのダイジェスト。<br />
そら48戦も丁寧に扱っていたら終わるものも終わらないんだけど、あの演出はないわーと思った。もっと他の構成はできなかったのだろうか？<br />
もう、無理に48戦しなくてもいいじゃない。最悪設定もいじっちゃって８つに分けられたとかにしちゃうとか。<br />
敵も、最初はすごいCGだったのに、途中出てきたのは着ぐるみレベルの何かで、脚本もテンポも演出も全体的にムラが目立つなぁと感じてしまいました。。。<br />
<br />
手塚治虫の描く話の魅力はアクションでなく人間の醜さとかちっぽけさとか愛しさだと思ってます。<br />
そういうエピソードが埋もれ気味になってしまってちょっぴり残念でした。<br />
<br />
厳しいことばかりになってしまった&hellip;&hellip;</font></p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
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    <id>kagoneko.blog.shinobi.jp://entry/6</id>
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    <published>2007-08-15T20:21:08+09:00</published> 
    <updated>2007-08-15T20:21:08+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>大奥</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font color="#c0c0c0">はいはい。気ままに気ままに。<br />
<br />
</font><font color="#808080">レンタルで</font><font color="#ff0000">【大奥】</font><font color="#808080">を観ました。<br />
<br />
評価：</font><font color="#ff9900">★★★☆☆<br />
<br />
</font><font color="#ff6600">■作品紹介■<br />
</font><font color="#808080">時は七代将軍家宣公の時代。幼くして将軍になった家宣を巡って表では男たちの政の争いが、そして大奥でも女の激しい覇権争いが静かに巻き起こっていた。<br />
先代の寵愛を一身に受け現将軍の聖母となった月光院だが、先代亡きあと子宝に恵まれず不遇の扱いを受けた先代正室らに激しい恨みをかってしまっていた。<br />
月光院のスキャンダルを暴いて今の地位から引き摺り下ろすべく、月光院の側近で大奥総取締役の絵島のスキャンダルをでっち上げる計画が上がった。<br />
絵島を陥れる役で白羽の矢が立ったのは歌舞伎役者の生島。金の為に引き受けた仕事であったが、絵島の知性溢れる凛とした姿や、それでいて初心で純情な心に次第に惹かれていってしまう。<br />
<br />
</font><font color="#ff6600">■簡易感想■<br />
</font><font color="#808080">私の力不足で流れが紹介しきれていないのですが、このスキャンダルでっち上げ計画には女の妬みだけでなく男の政治的策略も含まれます。そこが大奥シリーズを通して面白いところなのですが、今回の展開にはやや迫力がかけるかなぁと思うところがあります。<br />
その点については以下で詳しく。<br />
その他、衣装やセットの豪華さは言うまでもなく、豪華キャストの使い方も太っ腹！シリーズ内でゆかり深い人々がちょろちょろ出てきて、ホントなんだかすごかったです。<br />
<br />
以下の文には一言だけ大ネタバレが含まれますのでご注意を！<br />
<br />
<br />
</font><font color="#ff6600">■突っ込んだ感想■<br />
</font><font color="#808080">えー、物足りなかったと思う点についての補足説明ですが、この作品をものすごい評価している人は以下読まないでね。<br />
批評とはつねに評価と批判が隣り合わせであるものとご理解いただきたい。<br />
<br />
<br />
さて。<br />
物足りなかった理由には</font><font color="#00ccff">深みがない</font><font color="#808080">こと挙げられます。<br />
ドラマが仮に50分&times;８回だとすると、映画はたった120分。ボリュームとしては圧倒的に劣ってしまうわけです。<br />
だからといってドラマと同じくらいの内容の濃さを求めるのも酷な話ですが(逆に詰め込みすぎて失敗している映画を何本も知っているので濃いだけが成功ではないのはもちろんです)メインの絵島と生島の恋すらもしっかり描ききれていなかったように思います。<br />
<br />
先にも述べたように大奥シリーズの面白いところは男の政治と女の恋とが入り混じった策略合戦。<br />
ドラマが毎回8回分クライマックスがあってばったんばったんと戦況が入れ替わるのに対して、今回の映画はわかりきった結末へ一直線でストーリーの深みにかけていました。<br />
<br />
絵島と生島のスキャンダルの背景には月光院と間部との密通があります。さらにその二人をそれぞれ妬む天永院(先代正室)と秋元(役職が忘れた&hellip;&hellip;が間部のライバル)の存在があり、この関係だけでも一筋縄ではいかないストーリーになるはずなのです。<br />
<br />
映画という性質上背景の描き方はこれが限界だったにしても、それならばもっと絵島と生島が惹かれていく様子を丁寧に描写すべきだと思います。<br />
学業は出来ても男を知らない初心な絵島が、ちょいワルの男が気になっちゃうというのはわかる。街ゆく人影の中を自然に探してしまったり、女といるところを目撃してちょっぴりショックを受けたり。わかりやすい乙女心。<br />
<br />
問題は生島。いつの間に絵島に惚れた？<br />
想像できるのは船着場の宿で絵島に突っぱねられた時。「こんなに釣れない女は初めてだぜ」という展開でしょうか？<br />
しかし、自分が死罪になってまでかばわなけばいけないような大恋愛だったかどうかは疑問です。<br />
ただでさえ二人が出会う回数が少ないのですから、せめて火事の後のデートはもう少し尺をとって途中出てきた台詞のように「二人で並んで風に吹かれて、笑って、話をして、話をしないで、相手がどんなことを考えているのかを考える」ようなシーンが欲しかった。かな？<br />
<br />
きっと、ドラマでリメイクされたらこれは面白い物語になると思いますよ！<br />
リメイク&hellip;&hellip;は無理か&hellip;&hellip;。</font></p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>kagoneko.blog.shinobi.jp://entry/5</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kagoneko.blog.shinobi.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/%E6%86%91%E7%A5%9E" />
    <published>2007-06-30T17:51:37+09:00</published> 
    <updated>2007-06-30T17:51:37+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>憑神</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<font color="#c0c0c0">更新があまりに少なすぎる！<br />
ということで、もう少しハードルを下げてしまおう。自分でまだこのブログの方向が決まっていない部分があった。<br />
評論とか、そういうのがやりたいわけじゃないからね。もっと気軽な感想でいいじゃない！<br />
<br />
<br />
</font><font color="#808080">と、方向性も決まったところで、</font><font color="#ff6600">『憑神』</font><font color="#808080">です。<br />
<font color="#999999">(公式ＨＰ：</font><a href="http://tsukigami.jp/index.html">tsukigami.jp/index.html</a>)<br />
<br />
今回は同じ浅田次郎原作でも映画の方を観てきました。<br />
<font color="#999999">(ｃｆ)メトロに乗って：</font><a href="http://kagoneko.blog.shinobi.jp/Entry/2/">kagoneko.blog.shinobi.jp/Entry/2/</a><br />
<br />
評価：</font><font color="#ff9900">★★★★☆<br />
<br />
■作品紹介■<br />
</font><font color="#808080">出世に恵まれない下っ端武士の彦次郎。出世を祈願したお社は三巡神社。<br />
そこは神様の中でも喜ばれるような類のものではない神様が奉られていた。<br />
彦次郎に取り憑いたのは貧乏神、疫病神、そして最後は死神だった！<br />
江戸時代を舞台にした時代劇コメディ。<br />
<br />
</font><font color="#ff9900">■簡易感想■<br />
</font><font color="#808080">浅田次郎がこんなにいろんな方面の物語を手がける人だったとは知らなかった！ｻｰｾﾝｗ<br />
江戸っ子の粋な義理人情もふんだんに盛り込まれているし、それぞれの神様も楽しいキャラで憑いてほしくはないけど微笑ましい話でした。<br />
また、三人の神が一気に憑くのかと思ったら順番に巡ってくるというのもユニークでいいなぁと思いました。<br />
そのかわし方もだんだん高度(？)になっていき、真面目に生きていれば神様だって動かせるよ、というメッセージだったのでしょうか。<br />
単純に「笑える」だけでなく、主人公の成長も見られる、良作だったと思います。<br />
<br />
<br />
</font><font color="#ff9900">■突っ込んだ感想■<br />
</font><font color="#808080">褒めっぱなしじゃいけない！☆ひとつ欠けてるところについて言及を。こういう話に<font color="#ff0000">ネタバレ</font></font><font color="#808080">もなにもないかと思いますが、一応未見の方は読まないほうがいいかも？<br />
<br />
少し気になるところがあるのですよ。<br />
元から才能も器量もあって周囲からも「もったいない」と言われるような人材ではあった。<br />
話は「出世できますように」という神頼みから始まるのであるから主人公が出世するラストであるのも問題ないと思う。<br />
<br />
ただ、そうなると神たちのポジションがそれぞれ微妙になってくる。<br />
最初に出世できたのは疫病神が兄に鞍替えしてくれたからであるが、もっと出世できるチャンスを潰したのは死神だった。<br />
疫病神のエピソードは主軸に沿っているとして、死神のところだけがどうも納得できないのです。<br />
<br />
子供たちには「新しい国になるのだから死んではいけない」というのは、うむ、納得。<br />
「では私が影武者として名誉の為に死にましょう！」&hellip;&hellip;&hellip;なぜーーーーー？？？<br />
結局は死神の力は最強ということか？<br />
<br />
これを全て解決する方法。それはこう解釈したらよいのです。<br />
</font><font color="#99ccff">神の力も、彦次郎の意志には敵わなかった<br />
</font><font color="#808080">貧乏神は若干例外ですが、疫病神は彦次郎の真っ直ぐで律儀な生き方に惚れて鞍替えした。<br />
死神は彦次郎の優しさや強い信念に惚れて鞍替えした。<br />
死神が離れてもなお死亡フラグが再びたったのは彦次郎の意思だったから。<br />
<br />
それまで死神は「死ぬきっかけをお膳立てするだけだ」と言っていたが、最後の死は「心中」である。自ら死にに行ったのだ。<br />
これはもう死神の力ではなく彦次郎の選んだ死だったのですね。<br />
<br />
家宝が偽者だとわかった時に悟ったのでしょう。<br />
原作ではどのように描かれているのかはわかりませんが、身を削って輝きを取り戻した偽者の家宝を見て、自らも死によって輝くことが影武者の生き方であるということを。<br />
<br />
2回目観れば、また違った視点で見れるかもしれません。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
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    <published>2007-06-01T22:37:02+09:00</published> 
    <updated>2007-06-01T22:37:02+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>俺は、君のためにこそ死ににいく</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[石原慎太郎氏の話題作<font color="#ff6600">『俺は、君のためにこそ死ににいく』</font><font color="#000000">です。<br />
(公式HP：<a href="http://www.chiran1945.jp/">www.chiran1945.jp/</a>)<br />
<br />
評価：</font><font color="#ffff00">★★★☆☆<br />
<br />
</font><font color="#ff9900">■作品紹介■<br />
</font><font color="#000000">太平洋戦争末期、厳しい戦況に追い込まれた日本軍は「特別攻撃隊」として、片道の燃料と爆弾を積んだ飛行機で敵艦に突っ込むと言う捨て身の攻撃作戦が実行された。<br />
数多くの若者が特攻隊として飛び立っていく姿を母のような愛情で世話し見守り続けたある女性の視点から描いた悲劇の物語。<br />
特攻として命を捨てること、残された者の身を切り裂かれるような悲しみを儚く描いた作品。<br />
<br />
</font><font color="#ff9900">■簡易感想■<br />
</font><font color="#000000">戦争美化だとか、公開前は批判もあった作品ですが、見れば事実に基づいたしっかりとした作品です。<br />
たぶん、「君のため」という文句に疑問を持った意見だと思うのですが、実際特攻に限らずその他の戦地で戦死していった人々も「天皇万歳」というよりは「おかあさーん！」と言って散っていった人の方が多数だと思います。靖国神社に掲示されている辞世の句を読んでみたらわかるかと思います。<br />
<br />
さて、この映画の特徴は主人公が特攻隊員ではなく一般人の女性ということです。<br />
私もよく知らなかったのですが、鳥濱トメさんは「特攻の母」と呼ばれ軍事マニアの間では有名な方だそうです。<br />
軍規によって故郷の家族に手紙を書くことさえままならなかった彼らにとって、よく面倒をみてくれた彼女は本当に母のような存在だったのでしょう。<br />
上官に殴りかかってまで彼女を助けた行動を見ればどれだけその思いが熱いのかわかります。<br />
主人公が一般人だからこそ盲目的な戦争美化にもならず、冷静に全体を見渡せる視点になっているのだと思います。<br />
鹿児島弁も優しくて心地良い。<br />
<br />
戦後の話は蛇足のように思う人もいるかもしれませんが、主人公が彼女である以上必須のエピソードです。<br />
特攻の若者の悲しみを描くことはもちろん大切なのですが、それを見送る人の悲しみ、残された人の悲しみを描かなくてはこの作品は完結しません。<br />
この大きな悲しみが残ったからこそ、今でも戦争の悲劇は語り継がれるわけだし、現実として忘れられないわけです。<br />
特攻の悲しみだけでは物語上の上っ面の涙だけになりかねませんが、私たちは生きている側の人間なので残された人の悲しみにシンクロできなければ本物の悲しみを感じることはできないでしょう。<br />
<br />
次にもう少し突っ込んだ感想を書きたいとおもいますが、いつものようなネタバレがあるわけではなく、&rdquo;戦争を扱った話&rdquo;の私なりの考察をしていきます。<br />
<br />
</font><font color="#ff9900">■考察■<br />
</font><font color="#000000">戦争映画を見ているといつも思うことは「誰が誰だか区別がつかない&hellip;&hellip;」ということでした。<br />
それは単にシナリオの問題であったり、魅せ方が下手なんだとか、私の見方が悪いんだとか、その都度様々な理由をつけて片付けていたのですが、今回窪塚洋介という超個性俳優を起用していながら彼もまた他の役者に埋もれていることに気付いて、別の理由があるのではないかと考えました。<br />
ビジュアルとして区別がつかないのは単純な話、軍隊だからですよ、ね。<br />
みんな同じように短髪で、同じ戦闘服を着て、同じくらいの年齢の人間があれだけ集まれば見分けるのは容易ではありません。<br />
つまり、ヒントはここにあったのです。舞台は軍隊。<br />
<br />
軍隊では徹底的に個性を奪われるのは当然です。身なりや喋り方を統一されるのはもちろん、軍規によっていろいろな縛りがあったわけですから本来持っているはずの個性によって物語りを動かすことはできないのです。<br />
この「俺は～」の中でも個性によってシナリオが構成されている箇所はほとんどありません。<br />
全員真っ直ぐで、素直な良い青年で、そしておかあちゃんが大好き。<br />
唯一彼らを区別しているのは境遇。<br />
朝鮮人である青年や、２度も特攻に失敗した青年、その他老いた父と幼い兄弟を残して逝こうとする青年や思い人を残して逝こうとする青年など、彼らの存在は彼ら個人の存在のみで確立するわけではなく、その周囲の人物あっての「登場人物」であることが重要であるのです。<br />
<br />
この物語において、登場人物の周囲を描くと言うことは大変重要な基盤になります。<br />
先にも書いたように、この話で一番重要なのは特攻の彼らの心情ではなく残された者の悲しみなのです。<br />
彼らだけで完結している物語であるなら、家族や恋人とのエピソードを描く必要なないのです。<br />
逆に言えば、彼らが今もなお語り継がれるのは周囲の人との繋がりがあったからなのです。<br />
<br />
戦争映画における没個性は理解できました。<br />
この時、没個性の全く逆を行く戦争映画として『プライベートライアン』を思い出します。<br />
軍隊の話でも小隊という特殊な状況の話ではありますが、それでもそれぞれの役割がしっかりしていて(銃の腕があったり、救護班の人間であったり、暗号解読が得意であったり)いわゆるRPGのような雰囲気です。<br />
リアリティを追求した映画だと言われていますが、やはり個性を際立たせるだけ際立たせ周囲の状況をほとんど描かないのは戦場と日常が完全に切り離されてしまっている「作られた物語」のように思います。<br />
<br />
どちらの作品がいいというわけではありませんが、やはり視点がどこに置かれるかには注意して鑑賞しなければならないと改めて思いました。<br />
狭い視点のみで描かれている物語はのめりこみ過ぎに注意しなければならないし、広い視点で描かれている物語はどこの誰にシンクロしていくかに注意しなければなりません。<br />
<br />
「俺は～」は一歩引いた視点を提供してくれている分、のめり込みすぎることもなく落ち着いてじっくり全体が見えてくる仕掛けになっていると思います。<br />
「かわいそう」だけで終わらせてはいけません。<br />
残された人々にとっても、戦争は悲劇だったことを思い出さなければならないと思います。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>kagoneko.blog.shinobi.jp://entry/3</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kagoneko.blog.shinobi.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/babel%EF%BC%88%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%EF%BC%89" />
    <published>2007-05-15T17:53:02+09:00</published> 
    <updated>2007-05-15T17:53:02+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>BABEL（バベル）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font color="#999999">死ぬほどショックです&hellip;&hellip;もうすぐラストというところで全て消えました(大泣)<br />
頑張れます&hellip;&hellip;か？ね？ホント泣きそう&hellip;&hellip;<br />
</font><font color="#999999"><br />
期間がとんでもなく開いてしまって申し訳ないです。<br />
「まぁ、裏ブログだしな」と広い心で見守ってくださるとありがたいです。<br />
</font><br />
<br />
さて、本題。<br />
今回はあの話題作<font color="#ff6600">『ＢＡＢＥＬ(バベル)』<br />
</font><font color="#808080">（公式ＨＰ</font><a target="_blank" href="http://babel.gyao.jp/">babel.gyao.jp/</a><br />
<br />
評価：<font color="#ffff00">★★★★☆<br />
</font><font color="#ff9900"><br />
■作品紹介■<br />
</font>モロッコ旅行中に銃撃されたアメリカ人夫婦。<br />
この事件を中心に様々な国に住む様々な人々の物語を描いた群像劇。<br />
人との繋がりとは、<font color="#00ccff">コミュニケーション</font>とは何かと深く問いかける作品である。<br />
<font color="#ff9900"><br />
■簡易感想■</font><br />
私は文学部に在籍しているので、ストーリーや登場人物の心情を読み取ることや、作品の裏側に隠された作者の意図を読み取るという作業には慣れています。<br />
しかし、これほど感想に困った今までに作品はありませんでした。<br />
最初にやっと出た感想は「疲れる映画だったね」というくらいだったのです。<br />
<br />
というのも、基本知識をまったく入れずに軽い気持ちで見に行ってしまったからという要因がかなり大きいと思います。<br />
そもそも、<font color="#00ccff">バベル</font>とは何ですか？というところから曖昧だったのです。<br />
それじゃいけませんね&hellip;&hellip;反省してます。<br />
<br />
これから見に行く方のために簡単な説明を。<br />
<font color="#00ccff">バベルの塔</font>という話は旧約聖書のエピソードです。<br />
神に近づこうと人間たちは天まで届くほど高い塔を建設しました。<br />
その愚行が神の怒りに触れ、元々一つの言語を話し一つの地域にいた人間をバラバラの土地のバラバラの言語を使うようにしてしまったのです。<br />
<font color="#999999">(ソース：ウィキペディア</font><a target="_blank" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94">ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94</a><font color="#999999">)<br />
</font><br />
さて、この話を知っていればこの映画の意図が見えてくると思います。<br />
テーマは<font color="#00ccff">コミュニケーション</font>。<br />
ある悲しい出来事をきっかけに冷めてしまった夫婦。<br />
聾の少女と父親との溝。<br />
国境に分断された母と息子。<br />
そして思春期特有の兄弟間の微妙な関係。<br />
<br />
様々な土地で様々な事情で孤独を抱える人々。<br />
水の波紋のようにじわじわと広がりその細く拙い繋がりが徐々に明らかになっていく。<br />
<br />
さて、この映画には根幹になる基本ストーリーというものがありません。<br />
もちろん、アメリカ人旅行者が銃撃された事件がメインの話ではあるのですが、それが他の全ての物語に重要な役割を果たしているわけではありません。<br />
そこがこの映画の新しいところだといえるポイントでしょう。<br />
いままでも、同じ出来事や同じ土地に集まる様々な人々の視点から物語を描き、それを中心にどんどん集めていくことでひとつの大きな真実にたどりつくという構造は多々ありました。<br />
しかし、この作品はひとつに繋がることはなく、広がりっぱなしで、作品は終わってからもまだ展開がありそうな打ち切りのような印象を残すエピソードも含まれています。<br />
煮え切らない、なんとも感想の言いづらい原因はここにもありそうです。<br />
<br />
では、具体的に作品を掘り下げていってみましょう。<br />
<font color="#ff0000">以下ネタバレ</font>するので未見の方は気をつけてください。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<font color="#ff0000">■ネタバレ感想・考察■<br />
</font>先にも述べたように、この作品はちょっと変わった構造をとっています。<br />
この構造は慣れないとまとまりのないだらだらした物語だと言う印象も受けるかもしれません。<br />
まずは、この構造について詳しく分析してみましょう。<br />
<font color="#ff9900"><br />
●作品構造<br />
</font>公式ＨＰでは出演者がパズルのピースを模した「バベル」のポスターをそれぞれ持っている写真が掲載されています。<br />
製作者側としては各物語を繋ぎ合わせると大きな物語が見えてくるというイメージがあるのかもしれませんが、私には逆にある中心から木の枝のように広がり、そのまま中心に戻ってくることなくどんどん増殖していくイメージを持ちました。<br />
その中心の出来事は必ずしも他の各物語に重要な影響を及ぼしているわけではなく、枝分かれのさらに枝分かれしたところにあったり、ほとんど関係なかったり&hellip;&hellip;<br />
つまり、この作品には中心ストーリーはなく、それぞれの物語が独立していると考えられるのです。<br />
バベルの塔のエピソードを思い出せばこのイメージもわきやすいかと思います。<br />
あくまで、中心地から各地に広がったのであって、中心に集まってくるという話ではないのです。<br />
<br />
さて、各物語が独立していたとしても関係のない話を集めたわけではありません。<br />
ここで隠れテーマ、コミュニケーション。<br />
それぞれの物語でどのような意味が込められ、どのような結末を迎えるのか、具体的に見て行きましょう。<br />
<font color="#ff9900"><br />
●モロッコの兄弟<br />
</font>彼らの放っていしまった銃弾から悲劇は始まります。<br />
元は単なる兄弟の幼い競争心が生んだ事件だったのですが、それは国際問題にまで発展し最悪の結末を迎えます。<br />
中心事件の当事者である彼らですが、実は事件の全容を知っているわけではないのがポイントだと思います。<br />
父親が「なんてことをしたんだ！人が死んでいるんだぞ！」と彼ら兄弟を叱っているのですが、実際にはアメリカ人妻は死んでいません。<br />
この国において重要なのは人を殺したということよりもアメリカ人を襲ったということのほうが恐ろしく重大な事件になるのです。<br />
たとえ犯人が子供で、彼を銃殺してしまったとしても、アメリカ人が撃たれた事実の方が大きく報道されるのです。<br />
<br />
ここに横たわるのは人種問題。国際問題。<br />
神は人間を土地と言語による壁で隔てただけでなく、人種差別と言う大問題で隔たりを生んでしまっていたのです。<br />
<font color="#ff9900"><br />
●メキシコ人のベビーシッター</font><br />
人種問題という点では彼女もその被害者です。<br />
時間軸の話でいえば、彼女の物語は例の銃撃事件のあとに起こった物語なので中心からかなり遠いところにいると言えます。<br />
しかし、あの銃撃事件が起こらなければ主人夫婦の溝は埋まることはなくても彼女は息子の結婚式になんの問題もなく出席し幸せなエンディングを迎えられたでしょう。<br />
皮肉な運命のめぐり合わせでした。<br />
<br />
さて、ここで注目されるのは、ある物語では感動の主人公であった二人の夫婦は、彼女の物語では悪い存在にしか描かれていないということです。<br />
一度許可した結婚式の出席を金の力で延期しようとしたり、家族同然に暮らしてきたベビーシッターの不法滞在を弁護することなく強制送還させてしまったりと非道な役割ばかりです。<br />
感動の物語の裏に隠された悲劇を描き出すというのもこの作品構造の特徴です。<br />
<br />
しかも、この物語はモロッコの物語以上に明らかにされていない事実が多いのもポイントです。<br />
甥の安否も、アメリカ人兄弟のその後の詳細も、何もわからず転がり落ちるままに天国と地獄を見た彼女の物語はまだ完結しきっていないまま打ち切られてしまいました。<br />
<font color="#ff9900"><br />
●日本人の聾少女<br />
</font>どんどん中心の物語から関係が薄れていきます。<br />
事件のこと自体最後の最後に知らされるだけだし、刑事でさえアメリカ人妻の退院ニュースにさほど関心をしめしません。<br />
彼らには彼らの重要な案件を抱えていて、銃撃事件は他のニュースに紛れてしまう遠い世界のエピソードに過ぎないのです。<br />
<br />
この物語の主人公は耳の聞こえない少女。ただでさえ言葉と地域に分断された人間なのに、さらにその言葉も操れないという孤独。<br />
彼女は誰とも繋がれない孤独を体での繋がりで求めようとします。<br />
最後に父と和解する場面で終わるのは、人間の心の繋がり、心のコミュニケーションを表現したのでしょう。ここだけ切り取ればベタな演出ですが。<br />
<br />
この話の中でも完全には明らかにされない部分が多い。<br />
母親の死の真相も曖昧であるし、少女が何故刑事に嘘をついたのか、そして最後に渡した手紙には何が書かれていたのか、ヒントが少なすぎてとても想像が及びません。<br />
つまり、この話も終わってはいないのです。<br />
何を持って完結とするか、物語においては重要なテーマです。しっかりと結末がついていないと非常に煮え切らない中途半端なものになるでしょう。<br />
このバベルという作品は意図的にこのような演出がなされているものと思われます。<br />
元からストーリーなどなく、それぞれの人々のほんの一瞬の一コマを描いただけ。それを積み重ねただけ。<br />
それを象徴するエピソードのひとつだと思います。<br />
<font color="#ff9900"><br />
●アメリカ人夫婦<br />
</font>たぶん、この作品の中では中心に来るエピソードでしょう。<br />
危機を供に乗り越え、消えかけていた夫婦の絆を取り戻した、彼らが主人公であったら最高にハッピーなストーリー。<br />
しかし、夫婦が絆を取り戻すまでの間には、他の様々な絆が分断されていきました。<br />
同じ旅行仲間であった他のアメリカ人観光客にも見捨てられ、母国にさえ国際問題を理由になかなか救助を出してもらえずにいます。<br />
言語の通じない国に取り残された彼ら二人は、他の雑音を取り除かれたことによってやっと心を通わすことが出来たわけです。<br />
これは、もともと雑音のない世界にいた日本人少女と対比することができます。<br />
雑音を求めていた少女は自ら心を通わすチャンスを潰してしまっていたというわけです。<br />
<br />
さて、妻は一命を取り留めるわけですが、その後にも大切な絆を失っています。<br />
ベビーシッターとの決別。そして、これは想像にすぎませんが、ずっと世話してきてくれた彼女を追い出してしまった両親を子供たちはどう思うでしょうか。<br />
この後にも、まだまだ波乱の展開が待ち受けているかもしれません。<br />
けれど、話はここで幕を閉じる。<br />
ベビーシッターのエピソードはそんな波乱を予感させる布石でもあったのかもしれません。<br />
<font color="#ff9900"><br />
●まとめ</font><br />
今までの整理によって、この作品は単に平面でリンクしているだけの話ではなく、もっと立体的に時間的に複雑に枝分かれして広がっていく話だとわかりました。<br />
どこかに執着することなく広がりっぱなし。<br />
作品は終わっても、これからまだ伸び続けるかもしれないし、また新しい分岐点が生まれるかもしれない。そしてどこかに繋がるのかもしれない。<br />
そういう、どこまでも果てしなく広がる人間の人生を楽しむ作品だったのです。</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>kagoneko.blog.shinobi.jp://entry/2</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kagoneko.blog.shinobi.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC/%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84-%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD-%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6" />
    <published>2007-03-29T20:47:32+09:00</published> 
    <updated>2007-03-29T20:47:32+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>地下鉄(メトロ)に乗って</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ためしにひとつ、昔書いたレビューから引っ張ってきました。<br />
<br />
小説の方。<br />
<font color="#ff6600">『地下鉄(メトロ)に乗って』</font>　(講談社文庫)　著者：浅田次郎<br />
<br />
評価：<font color="#ffcc00">★★★☆☆<br />
</font><br />
<font color="#ff9900">■作品紹介■<br />
</font>幼少期、最愛の兄を亡くし父への反発心を未だに根深く抱く真二が、タイムスリップを経て父の激動の青春時代に触れ凍ったままだったあの日の時間を緩やかに溶かしていく感動ファンタジー。<br />
現代の恋人みち子や過去で出会った青年アムールとの出会いが断片的だった過去のピースをひとつに繋げていく。<br />
<br />
<font color="#ff9900">■簡易感想■<br />
</font>誰もが無条件に心打たれるストーリーだと思います。『鉄道員』に代表される浅田次郎の暖かく切ない人間ドラマがいかんなく詰め込まれた作品。<br />
昭和初期のレトロな雰囲気の描写は心躍るようだし、戦時中の重く暗い死の臭いも鮮明に想像できます。多様な舞台にも注目して読んでみて下さい。<br />
<br />
ただ、この作品は「感動した～」で終わらせてはもったいない気がするので、少し深く考察してみたいと思います。<br />
<font color="#ff0000">以下、ネタバレするので注意してください！！！！<br />
</font><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<font color="#ff0000">■ネタバレ考察■<br />
</font>さて、この話。一回読んだだけではどうも腑に落ちない点がいくつかある。 <br />
特にメインであるタイムスリップについて、多少説明不足なんじゃないかなぁ、とか。そこで、グダグダと考察してみたくなっちゃったわけなのですがね。 <br />
うまく結論にたどりつけるかどうか、保証はない。 <br />
<br />
<br />
<font color="#ff9900">●兄の死について</font> <br />
一連のタイムスリップの始めとなる事件。兄の命日で、のっぺいと話しているうちに兄のことを考えてしまいいつの間にかタイムスリップしてしまった。で、これを機に兄の死を回避しようぜ！という流れ。 <br />
商店街で家に帰れずにいる兄を家まで送り届け、自殺を回避したかのように思えたが、実際元の時代に戻ってきても何一つ変わっていなかった。 <br />
兄の死の真相は２回目の同じ時空へのタイムスリップで明かされることとなるが、このままでは何のために１回目のタイムスリップが起こったのかが説明されていないままである。 <br />
まさに「意味のなかったこと」で片付けてしまってもいいのだけど、物語の発端であるはずなのに「意味ない」じゃあんまりですよね？ <br />
<br />
兄の死について、村松(元運転手)に話を聞く機会がある。そこで村松は、霊安室での出来事を思い出すように語りだすが、ここに引っかかる点があった。 <br />
それは、従順だった松村が父に逆らい解雇されるというもので、真次は「意外でした。あのおとなしい村松さんが父に食って掛かるとは&hellip;&hellip;」のような発言をする。その意外な行動の意味を村松は明かすわけだが、それは『商店街から帰ってきた昭一(兄)をかくまっていた事に少なからず責任を感じていたから』というものだった。 <br />
まてまて。真次は霊安室にはタイムスリップしていない。ということは、村松が父に楯突いたというのは子供の時の真次のリアルな記憶である。だが、その楯突いた理由は、大人になった真次がタイムスリップして「変えたはずの過去」にある。 <br />
ここから考えられる結論、それは『タイムスリップも全ての過去に同じように起こっていた』ということ。つまり、真次が子供だった、兄の死んだあの日も、未来の真次がやってきて兄を家に送り届けていたということだ。兄の死が避けられない運命だったというよりは、全ての時空で兄は死んでいる。そんな感じ？ <br />
<br />
しかし、タイムスリップが全ての時空に起こっていたこととなると説明つかないのは、みち子のことである。 <br />
<br />
<br />
<font color="#ff9900">●みち子の存在 <br />
</font>お時の流産が全ての時空で起こっていたとなると、「みち子は初めから存在しない」ことになる。しかし、お時のが腹の子を流してしまった原因を作ったのは他ならぬ成長したみち子であって、「みち子が存在したからみち子が生まれなかった」という意味のわからん状況が生じる。 <br />
無理やり結論を出すならば、「みち子の存在した現在とみち子の存在しない過去が干渉して、みち子の存在しない未来に統合された」と説明するしかない。 <br />
つまり、みち子が生まれるか生まれないか、二通りの時空が存在したのだ。平行宇宙とでも言うのか。もともと存在しないはずのみち子をあるべき時空に正すためにタイムスリップが行われていた、と。非道な話であるが、過去現実をつきつけ、知れば知るほど存在できない自分を痛感し、自分の存在と愛する人の未来を天秤にかけた。 <br />
過去に真次の母親の千人針に参加したのは皮肉な話だ。 <br />
<br />
みち子が過去に生まれなかったことで、存在していた経緯も帳消しになりみち子の存在しない現実に戻ってきた真次。 <br />
さて、変わっていたのはみんながみち子の存在を知らないということだけ。他は何一つ変わっていない。みち子って、そんなに影響力のない人間だったの？ <br />
こんな弱小企業にはもったいないくらいの腕を持つデザイナーであったみち子。そんな彼女がいなくても会社は今までと変わらず経営されている。ホントかなぁと疑っちゃう。 <br />
映画では、真次が未来から持ってきたシルクの下着を見てアムールが繊維産業を思いついた、みたいな流れがあるそうだが原作にそれはない(たしか)。もしその下着に影響されていたとなると、それはみち子のデザインしたものであり、みち子が存在しなかったとなると小沼佐吉のサクセスストーリーもなかったことになってしまう。ということで、映画は変なエピソードを追加してしまったばかりに整合性がなくなってしまっているくさい、です。原作のままでいくなら、みち子がいてもいなくても小沼佐吉の大企業家になる未来は変わらなかったということだ。 <br />
<br />
みち子は、誰にも忘れられていない真次に嫉妬している。ここにヒントがあるのかな、と。結局みち子のいない時空に全てが帰結してしまうならみち子がいてもいなくても誰にも何にも影響がない、薄っぺらい存在。唯一影響を受けてしまった真次だけが彼女のことを「存在しない時空」でも覚えていて、超越した人間になりえた理由なのか、と。 <br />
腹違いの兄妹で愛し合ってしまうという未来があるから存在できなかったのか？それなら存在しなかったのは真次の方でもよかったはずなのに、どうして？愛人の子供だったから？兄の死も前の夫の子供だったから必然だったとでもいうのか？そんな結論は寂しすぎるというか、馬鹿げている推測ですが。そうだとするなら最後の小沼佐吉の台詞「あんまりじゃねぇか！俺ァ一晩に、子供を２人も殺してしまった」が重い。昭一のことだって、ちゃんと息子だと認めていたのですよね。この言葉を引き出すためだけの壮大なタイムスリップだったとしたら、真次にはあまりにも過酷な試練ですわな。 <br />
<br />
<br />
<font color="#ff9900">●タイムスリップの意味</font> <br />
真次とみち子の話を聞いて岡村が「全ての現象には理由があって、理由があるということは意思があるということだ」的なことを言う。単なる思わせぶりな偽伏線だったのかもしれないが、確かにメインであるタイムスリップに意味がないのではお粗末過ぎる。名言はされていないが、何かしらの意味があったと考えなくてはならない。 <br />
最後の最後になって、のっぺいが「実は私もタイムスリップしてるんですよ、てへ★」という種明かしをする。命の恩人である小沼佐吉の生涯を知りたいと強く願ったら出来ちゃった、というなんとも簡単な風に話してくれちゃうじゃないか。のっぺいはどうやら自由自在に時空を移動しているようである。ならば、真次とみち子のタイムスリップの仕掛け人はのっぺいなんじゃないかっていう説。 <br />
真次に兄の命日を思い出させたのはのっぺいとの会話である。そこで時空移動の能力を真次に分け与えたのだとしたら？その会話した時点で、実はのっぺいはこの時空にリアルに存在しているわけではないことが最後に種明かしされる。実際は病床にいて地下鉄で自由に時空の旅を楽しんでいるのだとか。そこまで卓越した能力があるのならば、真次にも分け与えることは可能だったのかも、という推測。 <br />
そしてそのまま一緒に寝ているみち子にも影響し、彼女もタイムスリップが可能となった。その時も、小沼佐吉の人生を知りたいと願っていたことから、強く念じることで(どこの時空のどの場所に行くかは決められないにしても)時を遡るらしいことがわかる。 <br />
<br />
のっぺいも真次もみち子も、共通しているのは「小沼佐吉」という人物を中心にタイムスリップしているということだ。だが、真次の最初のタイムスリップだけはどこか様子が違う。兄の死ぬ時空、しかも４時間も前に。兄を村松に預けるという役目を未来の真次にさせるのはわかったが、唯一小沼佐吉の絡まない場所への移動なのだ。一番初めがイレギュラー。最後の小沼佐吉の「子供を２人も殺してしまった」の壮大な伏線だとするなら、のっぺいが伝えたかったのは「君のオヤジは本当は粋なヤツなんだぜ。ずっと見てきてわかったろう？だから見舞いに行って、企業に参画しなさいな」ってことになる。みち子をみち子に殺させるように仕向けたのものっぺいということになり、真次の明るい将来の足を引っ張るみち子を存在しないものとするために仕掛けたっていう結論で本当にいいのか？そんな血も涙もない(汗) <br />
まぁ、あくまで「のっぺいが仕掛け人」っていうのは推測ですし。終戦の夏の満州に真次が「居た」ということをどうやらのっぺいは知らなかったようだし&hellip;&hellip;仕掛け人は結局わからず仕舞い。岡村の台詞は結局偽伏線か。 <br />
<br />
でね、最後の最後に出てくるルビーの指輪がよくわからないのよ。見落としている伏線があったのかな？それとも意味深に「誰かが忍ばせた」なんていう曖昧な表現にしているのかな？ <br />
話の流れでいけばみち子が忍ばせたものなのかもしれないが、存在しないみち子がそんなことできるはずもない&hellip;&hellip;。 <br />
さて、この指輪の意味は？お心当たりのある人は、結局結論の出なかった私にそっと教えてくださいな。長々一気に書いて、疲れまちた。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>華刹</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>kagoneko.blog.shinobi.jp://entry/1</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kagoneko.blog.shinobi.jp/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB%EF%BC%8B%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB" />
    <published>2007-03-29T19:48:17+09:00</published> 
    <updated>2007-03-29T19:48:17+09:00</updated> 
    <category term="はじめに＋お知らせ" label="はじめに＋お知らせ" />
    <title>はじめに</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<font color="#ff9900">■ご挨拶■<br />
</font>こんにちは、はじめまして。華刹です。<br />
このたび新たにブログを再開することになりました。<br />
<br />
<font color="#ff9900">■カゴネコ裏ブログについて■<br />
</font>このブログはカゴネコ(<a href="http://kasetsu.gozaru.jp/">kasetsu.gozaru.jp/</a>)の隠しコンテンツ的なものとして運営しております。<br />
本家の日記はオリジナルイラスト中心ですが、こちらでは<font color="#33cccc">映画</font>や<font color="#33cccc">小説</font>のレビュー中心でいきたいと思います。たまに<font color="#33cccc">芸能</font>なんかも扱っていく雰囲気で！<br />
ミクシィや何かでレビューしてもなかなか反応もらえないわけです。趣味が偏っている所為もありましょうが&hellip;&hellip;<br />
なので、こちらでは自由にのびのび書かせていただきます！<br />
<br />
基本構成は<font color="#33cccc">評価(五段階)・紹介文<font color="#000000">・</font>簡易感想</font>の後に、<font color="#ff0000">ネタバレ感想及び考察</font>が入ります。<br />
含ネタバレ文に入る前には注意文と数行の空白を設けますが、未見のものでこれから見る予定の方は十分お気をつけください。<br />
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また、感想等には私の個人的意見が反映ています。稀に毒を吐いていることもあるかと思いますが、不快に感じた方は辺境の一意見として華麗にスルーして下さると助かります。<br />
紹介文にはそれらをなるべく反映しないような<font color="#33cccc">第三者的視点</font>で書くよう努めておりますので、未見の方はこちらを参考にしていただければと思います。<br />
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<font color="#ff9900">■管理人：華刹について■<br />
</font>遅ればせながら、簡単に私の自己紹介でも&hellip;&hellip;<br />
<font color="#33cccc">映画</font>は基本的になんでも見ます。特に好きなジャンルは<font color="#33cccc">サイコサスペンス</font>。<font color="#33cccc">ホラー</font>もあり、だけどこれはオチに厳しい。逆に苦手なジャンルは<font color="#33cccc">アクション</font>。ハリウッド系の「とりあえず爆発しとけ！」みたいなノリはあまり乗り気じゃない&hellip;&hellip;<br />
<font color="#33cccc">二次元</font>(漫画とかゲーム)は少し守備範囲狭いかも。ゲームなら<font color="#33cccc">スクエニ・ときメモ</font>は強め。漫画は最近は<font color="#33cccc">古谷実</font>ばかり読んでいます。<br />
<font color="#33cccc">お笑い</font>は大本命。あまりディープすぎるとわからないこともありますが、たいていは語れると思います。<font color="#33cccc">シュール</font>系の人々はハマりやすい。<br />
<font color="#33cccc">小説</font>は最近は<font color="#33cccc">乙一</font>ばかり。あとは<font color="#33cccc">山田詠美</font>も大好き！基本現代小説。たまに近代。<br />
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長々書きましたが、何卒よろしゅう願います。ひっそり細々と運営していきたいと思いますので。]]> 
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            <name>華刹</name>
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